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最強のダークファンタジー、ここに。


©Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX
2001年から月刊『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス刊)にて連載がスタートし、2004年には第49回小学館漫画賞を受賞した荒川弘の大人気コミック「鋼の錬金術師」。

2003年にアニメ化された際には、TVシリーズに続いて劇場版も上映されて世界的な一大旋風を巻き起こした。

今作「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」は、主人公・エルリック兄弟の絆を中心に物語を展開しつつ、錬金術の有り様や、軍事国家で繰り広げられる謀略、そして、多種多様な登場人物たちの行動や心情を丁寧に描き出すことで、「鋼の錬金術師」のもつ多面的な魅力を表現していく。
複雑に絡み合う謎。次々と巻き起こる悲劇。そして、襲いかかる出来事に翻弄されながらも、前向きに立ち向かっていく兄弟の姿──ミステリアスなストーリーと、情緒豊かに表現されるキャラクターたちのドラマの絡み合いが、本作の最大の見所だ。

テレビアニメの歴史に新たな一歩を記す、最強のエンタテインメント作品を見逃すな!





錬金術、それは「等価交換」の原則のもと、物質を理解、分解、そして再構築する、この世界で最先端の学術である。この錬金術において、最大の“禁忌”とされるもの「人体錬成」。
亡き母親を想うがゆえ、禁忌を侵し、全てを失った幼き兄弟。

巨大な鎧に魂を定着された弟、アルフォンス・エルリック。機械鎧(オートメイル)をまとい、「鋼の錬金術師」の名を背負った兄、エドワード・エルリック。二人は失ったものを取り戻すため、「賢者の石」を探す旅に出る。

兄弟は「賢者の石」の真実に近付くにつれ、大きな陰謀の渦中へと突き進んでいく。暗躍する人ならざる者たちの存在。徐々にその本性をむき出しにする軍事国家アメストリス。虐げられた民の果て無き憎しみと復讐の念。錬金術がもたらす幾多の悲劇。点在する悲劇は、やがて線になり、人を、民を、そして国すらをも巻き込んでいく。

兄弟は絶望と希望の狭間の中、それでも前に進む──。

©荒川弘/鋼の錬金術師製作委員会・MBS